兜の鑑定方法について

骨董品の種類としてみなされる兜の鑑定方法はどのようになっているのか事前に確認しておきましょう。
骨董品の鑑定方法は骨董品ならではの項目があります。
ブランド品のように今現在はやっているデザインかどうか、需要があるかどうかは買取価格に影響することがほとんどありません。
その兜が製作された時期や歴史背景、大量生産されているかどうか、兜の銘など普通の鑑定方法とは少し違っています。
事前に骨董品、兜の鑑定方法について把握しておくと自分が持っている兜がどのくらいの値段になるのかだいたい予想することができます。
兜はどのようなとこに重点を置いて鑑定されているのかチェックしていきましょう。

重要な査定項目である歴史的背景

まず、兜がいつ製作されたのか時代を特定していきます。
五月人形としての兜飾りにおいても製作された時代が江戸時代からとなっているのでいつ製作されたのかチェックしていくでしょう。
その兜がいつの時代に製作されたのか判明できればその時代背景や製作者も特定することができます。
兜があまり生産されていない時代であればあるほど価値が高いとされていますし、大量生産されている時代はその時代の兜がたくさん出回っているので価値が低くなります。
兜の全盛期であった平安時代の兜の中でも大名や有名な戦国武将が愛用していた兜となると希少価値がとても上がります。
骨董品においてレアな“希少価値”のあるものはとても価値が高いです。
そのような歴史的背景も考察することで鑑定士たちは買取価格を決めていきます。
時代によって兜の形も変化してくるのでその時代の兜の特徴を知っておくと良いでしょう。

兜の銘

兜の銘とは、その兜をつくった人の名前のことを指しています。
兜をつくった人の名前は専用の箱に記載されているように非常に大事なポイントとなるので覚えておいてください。
兜をつくる人のことを甲冑師と呼ばれていますが、有名な甲冑師を時代ごとに紹介していきましょう。
鎌倉時代は熊野打、室町時代は春田派や雑賀派、戦国時代以降は岩井派や明珍派、早乙女派、ほかには左近士派、脇戸派、市口派、馬面派、長曽根派、宮田派、根尾派などさまざまな流派があるのです。
このようにそれぞれ流派によって制作される兜は特徴的な部分があり、その特徴が兜にみられるとすぐに銘も判明することができるのです。
これらの時代は戦うための兜として骨董品扱いになりますが、兜飾りといった五月人形の場合でも制作した人物は大きく影響されます。
加藤鞆美、大越保弘、朝比奈朔太郎、小柴龍翔、加藤峻厳など甲冑師として有名な人はいます。
甲冑師として名前が有名になっている人がつくった兜ほど高く売れる可能性があります。

兜を入れる箱

骨董品においてその品物を保管するために入れる専用の箱やケースは鑑定方法のひとつとなっています。
兜を入れる箱には銘が記載されており、箱にしっかり記載されているのかどうかも兜の鑑定方法なのです。
また、その箱に破損はないか、兜を置いたときに安定するかどうか、ガタつきがないかどうかと細かくチェックされるでしょう。
箱も兜の一部になっているのです。
もちろん五月人形においても片付けるために必要な箱は欠かせません。
兜だけでは買取店もほかの場所で売る際に別の箱を用意しなければならないのでその分、買取価格が低くなってしまいます。
兜の専用箱がある場合はそれも鑑定方法のひとつとなるので必ず一緒に出してください。

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