兜の始まりについて

時代劇のドラマ・映画を見たことがある人は侍が戦場で頭にかぶっているものを見たことがあるでしょう。
これが「兜(かぶと)」です。
頭を守るために兜は使用されました。
主に古代から近世にかけて戦争に使われた武具であり、侍たちにとっては欠かせないものです。
日本の兜は非常に立派なもののイメージがありますが、海外にも兜のように頭を守るものはたくさんあります。
西洋でよく利用されていたのは「アーメットヘルム」と呼ばれており、飛んでくる弓や剣、衝撃から頭を守ることができるようになっています。
日本の兜はどのようにして生まれたのか、兜の始まりについて学んでいきたいと思います。
兜の買取を考えている人は兜についての知識も豊富にもっておくとよりスムーズに買取を進めることができるでしょう。
知識や情報は大切なものです。

兜の誕生

そもそも兜の誕生は、ギリシア神話からみられます。
ヘラクレスの肖像画にはすでに頭に兜のようなものが被られており、動物の毛皮を利用している様子が伺えます。
すでに戦いがあった時代には兜が生まれていたと言えるでしょう。
人間の命にかかわる頭部は致命傷となる部分であり、1番攻撃されやすく、守らなければならない部分でもあったので守るための武具が必要だったのです。
そこで生まれたのが兜なのです。
日本で兜が始めてみられたのは古墳時代です。
古墳時代で始めて日本の兜が出土し、衝角(しょうかく)が付いている兜や眉さし付の兜が発見されました。
これが日本の兜の始まりと言えるのではないのでしょうか。
立派な兜の形である戦国時代や江戸時代とは違い、シンプルで簡単にかぶるタイプの兜となっています。
日本の兜のはじまりである衝角付兜と眉さし付兜についてみていきたいと思います。

衝角付兜と眉さし付兜について

全国各地の古墳から出土されているのが衝角付兜です。
衝角付兜とは正面からみると三角形のような形をしており、衝角と呼ばれている突出部分がついている兜となっています。
韓国や中国でよくみられる兜に類似しています。
発見されたほとんどの衝角付兜は鉄製でつくられているのですが、その時代に使用されていたのは革製だったのではないかと考えられています。
半球形を表現するためには革を使用しなければできないものであり、革で形をつくった上で三角形状にしていきます。
鉄と革を利用して兜がつくられていたのです。
その2つを組み合わせることでより上部な兜になりました。
そしてもうひとつの眉さし付兜は一時期古墳時代に流行した兜です。
中国の兜に影響されて製作されたと言われています。
形は半球形となっていますが、棚状になっており、眉さしが突き出ています。
さまざまな特徴がすでに兜の初期段階においてみられるのです。
衝角付兜や眉さし付兜のようなものは「上古の冑」として一括りされています。

五月人形の始まり

男の子のお祭りとして知られている日本の行事,、5月5日の端午の節句に五月人形を飾ります。
五月人形は兜や長刀、吹流、槍などを飾ることになります。
五月人形の始まりについて意外と知らない人も多いのです。
始まりは江戸時代の初期とされています。
武家と町民では飾り方が違い、武家は屋外に飾り、町民たちは家の前につくった柵に飾りました。
なぜ五月人形を飾りはじめたかといえば、わざわいを防ぐためとして利用されたのがきっかけです。
わざわいは家の外からやってくると認識されていた時代であったのでさまざまな攻撃を防ぎ守ることができる兜を飾ることでわざわいを防ぐことができるという意味があったのです。

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