兜の価値を知るためには

鑑定士の腕にかかっている兜の価値

価値が高いとされる兜を買取店に持っていく前に、自分でも兜の価値がある程度分かっておかなければ悪徳業者にひっかかる可能性があります。
兜の正しい価値は鑑定士の腕にかかっていると言えるでしょう。
甲冑品を鑑定する人は必ず美術鑑定士という資格を持っています。
その資格を持っている人のみしか古美術品を鑑定する力をもっていません。
専門の知識や買取実績をもっている鑑定士はごくわずかであり、実際は少ないのです。
美術鑑定士の資格をもっている鑑定士がいるお店にはお店の分かりやすいところに資格証明書が飾られています。
お店に行くときはそのような資格が飾られているのかチェックすることも大事です。
兜の正しい価値を知るためにはそれなりの専門的な知識をもっている鑑定士にお願いすることが1番です。
適切な査定価格が分かれば安心して売ることもできます。

有名な武将の兜は価値がある

やはり、兜の価値が1番分かりやすいのは有名な武将の兜です。
武将たちによって特徴的な形をしている兜のことを変わり兜と言います。
例えば、織田信長の小姓であった森欄丸の兜は南無阿弥陀仏という文字が兜の表面にどかんと入っています。
豊臣秀吉が所有していたと言われている兜は軍配がデザインされています。
戦国時代に有名な加藤清正の兜は非常に有名で、1番珍しい兜といわれています。
甲冑の半分が肉体そのままになっているのです。
このように有名武将によってそれぞれ特徴のあるデザインとなっている兜は時代背景に反映しており、その武士の性格が現れているので価値が上がります。
五月人形もさまざまな武将の兜からインスパイアされている商品が多数販売しています。
戦国時代ブームとなっていることもあり、大好きな武将の兜がデザインされている兜飾りも増えてきています。
有名な武将がどのような兜を使用していたのか知っておくと兜の知識が分かり、ますます面白くなるでしょう。

工芸品としての価値

戦いが日常茶飯事であった時代にとって兜は実用的なものですが、今現在では兜を実際に利用する機会がないので美術品として鑑賞するために制作されている兜が増えてきています。
骨董品として価値のあるものを観賞するために飾っている方もいます。
兜には骨董品としてではなく工芸品としての価値もみられるのが特徴的です。
工芸品の価値とは、兜が人の手によって細かく制作されていること、金箔・漆などがたくさん使用されているところにみられます。
兜は機械を使ってつくるものではありません。
ひとつずつ細かいところまですべて甲冑師と呼ばれる人の手で制作されています。
日本にいる職人たちは海外の職人と比べても非常に細かい作業をしており、技術面が優れているといわれています。
細かいところまで職人技がみられるのです。
そして、兜の前面につけられる前立には細かい装飾、金箔・漆が使用されているものが多く、その部分も工芸品としての価値があることを覚えておいてください。

美術品としての価値

博物館に有名な武将の兜が展示されているのをよくみかけます。
兜は武具として使用されるとともにその美しさについても非常に価値の高い武具とされています。
五月人形の兜飾りは全体的なバランスが大きく価値に影響しているように、兜の後ろに飾る屏風がもっとも大事になってくるのです。
ほとんどの兜飾りには金の屏風が使用されています。
どのような兜にも似合うものが金屏風となっている理由もありますが、屏風の種類によっていかに兜を美しく魅せることができるのか関係してくることになります。

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